濃厚な日本ワインに感動。登美の丘ワイナリー ビジュ・ノワール
東京は新コロの新規感染者数がなかなか下がらず。
このまま秋冬の季節に突入するのでしょうか?
しかしテレビのニュースも「感染者数に一喜一憂するな」と言いながら、新規感染者数を速報するのはやめてほしいものです・・。
自分に出来ることは、手洗い、消毒、マスクと酒を飲んで経済を回すことだけです。
さて、甲斐市ふるさと納税返礼品の登美の丘ワイナリーの6本セットから。
ビジュノワールという品種は初めて。
このセットの中でもっとも楽しみにしていた1本です。
ビジュノワールはフランス語で「黒い宝石」という意味ですが、日本で独自に開発された品種。
日本固有の品種で病気に強い甲州三尺とメルローを交雑させた「山梨27号」という品種に、さらにマルベックを交雑させたとのこと。日本の気候に適した品種のようです。
登美の丘のぶどうを使っているので、ジャパンプレミアムシリーズと違ってGI山梨の表記があります。
飲んでみると、確かにマルベック由来と思われるしっかりしたタンニンが支配的な味わい。ただその中にマスカットべーリーAにも似たような、ほのかな甘さも感じられます。
厚みのあるしっかりとしたワイン。
日本でもこのような濃い赤ワインが出来るようになったのですね。私の好みどストライクではないものの、ちょっと感動しました。
大きな可能性を秘めている品種だと思います。
これから栽培が増えていくのでしょうね。
子供の誕生日に。シャンパーニュ ギュヨ・ショパン
今日は子供の誕生日パーティ。
コロナ禍で外出も控え気味にしており、気分の晴れない日々を送っていますが、祝い事なので久しぶりにシャンパンを開けて気分を上げます。
以前フランスに旅行した際に現地で買った、正確な価格は忘れましたがお手頃価格のシャンパーニュです。
ボトル詰めのクレジットはコンパニー・デ・グラン・ヴァン・ドゥ・シャンパーニュという味気ない名前の会社になっていますが、住所はジャン=ノエル・アトンという造り手と同じになっていて、どうやら造り手はここのようです。
ジャン=ノエル・アトン(Jean-Noel Haton)はエペルネー近郊、マルヌ川沿いのダムリー(Damery)という村の造り手。1928年からワインを造っている家族経営のメゾン。
飲んでみると、洋ナシや青リンゴのようなシャンパーニュ特有の味わい。
このワインはピノ・ムーニエ60%、ピノ・ノワール40%とピノ・ムーニエ主体のようですが、例によって私の駄舌では細かな味の違いは分かりません・・。
このギュヨ・ショパンというラベル、ネットで検索すると、多くが品切れになっています。日本にも入ってきていない模様。もう製造していないのかもしれません。
ひょっとすると、何か企画もののシャンパーニュだったのかもしれません。
ラベリングも若干チープ感がありますし。
ま、美味しかったので問題ないでしょう。
おさるとこざる。 箕面ビール おさるIPA&こざるIPA
ビール酵母が生きているので新鮮なうちに飲め、という指示に従い届いてすぐ飲みました。飲んでからしばらく経っていますが、感想を記録しておきます。
おさるIPA。
アルコール度数6.0%。
ハイレベルでバランスが取れているビールです。
ホップがキレキレで苦味もしっかり立っていますが、アルコール度数が比較的高いのでボディもしっかりと感じられ、爽やかだけどコクのある美味しいビールになっています。
こちらはこざるIPA。
アルコール度数は4.5%。
おさるIPAの弟分ということのようです。
「セッションIPA」という、従来のIPAよりもホップとアルコール度数を抑えてコアなビールマニア以外にも受け入れやすくしたビールです。
飲んでみると、確かにおさるIPAから角を取ったようなマイルドな味わいです。
軽いビールなので、夏の午後に食前酒として飲むのにちょうどよかったです。
お盆は酒浸り・・。ロッカ・モーラ レ・プティ・ガレ ブラン
お盆休みを迎えても、東京は一応外出自粛?で特にこれといった予定もなく。
酒を飲むぐらいしかすることがありませんな。
今日は白ワインかな。
残りわずかになってきた、京橋ワインの白12本セットから。
ロッカ・モーラ。
ローヌ川右岸、シャトーヌフデュパプの対岸に位置するロックモールの生産者組合。
1922年の設立で60の生産者、400haの畑を有しています。ロックモールのほか、リラック(Lirac)やロゼが有名なタヴェル(Tavel)の生産者も加わっているようです。
香りはソーヴィニョンブランから来ているのかライム感がありますが、トロピカルな甘い香りもほのかに感じられるのはヴィオニエ由来でしょうか。
飲んでみると、フレッシュな果実味のなかに滑らかなオイル感。
「カジュアルなのに妙な落ち着き」と説明書にありますが、まさにその通り。
これは面白いワイン。
輸入者はワインキュレーション。
しかし輸入者のシールが裏面にしっかり貼られており何が書いてあるのか読めません。
剥がすのに一苦労。
規制上シールを貼らなければいけないのは理解するのですが、剥がしやすいシールにするとかできないものでしょうか?
それはさておき、フレッシュですが、複合的な香りと味が楽しめる大満足のワイン。
安ワインの醍醐味をしっかり感じさせてくれました。
ちなみにこのワイン、アマゾンプライムで「ミスト」というサスペンス?映画を見ながら飲みましたが、後味の悪い映画でワインがまずくなったので、「マイ・インターン」のアン・ハサウェイを見て気分を直したのでした。
生産者:Rocca Maura(Les Vignerons de Roquemaure)/ロッカ・モーラ
品名:Les P'tits Galets (Blanc) 2018/レ・プティ・ガレ 2018
種類:白
セパージュ:シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、ヴィオニエ
生産国:フランス
産地:Rhône/ローヌ
原産地呼称:Gard(IGP)/ガール
アルコール度数:12.5%
価格:(914円)
評価:★8(★10~★1で評価)
暑いのでまたモンプル。センシィ モンテプルチャーノ・ダブルッツォ
暑い・・。
ビール、ハイボールの消費が多くなっているので、その反動で赤ワインを飲みたくなります。
また飲みやすいモンプルかな。
スーパーでワイン棚を眺めていると、1本見慣れないモンプルがあったので購入。
センシィのアンティカ・サラ。
輸入者は三菱食品。
センシィ自体はよく見るメーカーですが、モンプルってあったのね。
元々トスカーナ州の造り手のはずですが。
なんだが全体的にモンプルが流行ってきているのでしょうか。
以前より見かけることが多くなってきた気がします。
飲んでみると、普通のモンプル。
と言うと失礼ですが、期待通りの飲みやすくしつこくない味わい。
暑いのでこれがいいのです。
最近、このベビーチーズにはまっています。
ゆず胡椒の風味が利いていて、ほどよくスパイシーで飽きがこない味わい。
本日のワインにもよく合いました。
生産者:Sensi Vigne e Vini/センシィ・ヴィーニュ・エ・ヴィーニ
品名:Antica Sala Montepulciano d'Abruzzo 2017/アンティカ・サラ・モンテプルチャーノ・ダブルッツォ 2017
種類:赤
セパージュ:モンテプルチャーノ
生産国:イタリア
産地:Abruzzo/アブルッツォ
原産地呼称:Montepulciano d'Abruzzo(DOC)/モンテプルチャーノ・ダブルッツォ
アルコール度数:13.0%
価格:874円
評価:★7(★10~★1で評価)
夏の赤ワインはモンプルがいい。 キューザ・グランデ モンテプルチャーノ・ダブルッツォ
夏本番で今日も暑い。
お酒もビールやハイボール、ホッピーといった軽いものにいきがちな日々ですが、そうしていると赤ワインが恋しくなります。
今日は赤ワインで。
と言ってもやはり暑いので飲みやすいモンプルにします。
キューザ・グランデのテッレ・カサーリ。
キューザ・グランデは1994年設立の割と新しいアブルッツォ州の造り手です。
自然派を売りにしている造り手のようです。
輸入者はファインズ。
いかにもモンプルらしい丸みのある穏やかな味わいです。
食事の邪魔をせず、かといって飽きも来ない味。
Vino Biologico=オーガニックワインのようですが、私の駄舌では違いがよく分かりません。
・・・しかし、添加剤としてアカシアが入っているのはOKなのでしょうか。
まああまり深く考えないことにしましょう。
生産者:Chiusa Grande/キューザ・グランデ
品名:Terre Casali Vino Biologico 2018/テッレ・カザーリ・モンテプルチャーノ・ダブルッツォ・ヴィノ・ビオロジコ 2018
種類:赤
セパージュ:モンテプルチャーノ
生産国:イタリア
産地:Abruzzo/アブルッツォ
原産地呼称:Montepulciano d'Abruzzo(DOC)/モンテプルチャーノ・ダブルッツォ
アルコール度数:13.0%
価格:999円
評価:★7(★10~★1で評価)
長い梅雨が終わり・・ ジャパンプレミアム 甲州
やっと梅雨が終わりました。
今年はよく降りました。
梅雨が終わるとともに、セミが勢いよく鳴き始めました。
セミの鳴き声を聞くと、いつも「セミは他のセミのことをウルサイと思わないのかな・・」と考えてしまいます。
気になって調べてみると、耳はあってちゃんと聞こえているようですね。
セミに感想を聞いてみたいものです。
さて、一気に暑くなったので白ワイン。
先日の登美の丘ワイナリー6本セットの2本目。
今日は甲州をいってみます。
いかにも甲州らしい和柑橘系の味わい。
後味のほんのりした苦味も甲州らしいです。
かなり果実味が凝縮されており、甲州を飲んだことがない人にも飲みやすいのではないでしょうか。
しっかりした味わいなので、和食以外の味の濃い料理にもあわせやすそうです。
また勝沼のワイナリー巡りをしたくなってきました。
今年は行けなさそうですが・・。