白もコスパ良し。タラパカ コセチャ・シャルドネ
前回につづき、タラパカ・コセチャ。
(↓前回の記事)
今回は、シャルドネを行ってみます。
前回は造り手の情報については省略しましたが、タラパカは1874年創設の歴史あるワイナリー。首都サンティアゴのあるマイポヴァレーの造り手。コセチャはタラパカのデイリーワインです。
タラパカは、自身を含めチリ6つ、アルゼンチン2つの計8つのワイナリーでVSPT Wine Groupを構成し、トータル5300haもの畑を有しています。そのうちの約半分、2600haがタラパカの畑。
(VSPT Wine Group)
チリ・・San Pedro, Tarapaca, Leyda, Santa Helena, Misiones de Rengo, Vina Mar
アルゼンチン・・La Celia, Graffigna
南米だと輸出中心になるので競争力を確保するため、ワイナリー間の合併や提携が進むのでしょう。
チリのSanta Helenaは「アルパカ」ワインで有名なワイナリーですね。
そのSanta HelenaとLeydaはアサヒビールがインポーターになっています。
こちら、タラパカ・コセチャの輸入者はリードオフジャパン。
香りは桃のような甘さのある香り。
味わいは、すっきりとした酸味と陽性の果実味がうまくブレンドされた、バランスの良いワインです。
チリのシャルドネにしては酸味がしっかり出ています。
しかし、甘さもほどよくあるのでうまくバランスが取れています。
赤につづき、こちらの白もおいしくいただきました。
かなりコスパの良いワインだと思いますが、他のデイリーチリワインと比べてメジャーではないのは、やはり動物とか自転車とか分かりやすいラベルマークがないからでしょうか。
ただ、よく言えば落ち着いたラベルでそれなりに高級感があり、動物系ワインとの差別化が図られているということかも。