夏にちょうど良い穏やかな味わい。ジャパンプレミアム メルロ
山梨県甲斐市のふるさと納税の返礼品でサントリー登美の丘ワイナリーの6本セットを頼んでみました。
登美の丘ワイナリーは、上級ラベルの「登美」は飲んだことがあり、美味しかったことを覚えています。
このセットは6本も入っているので当然「登美」はなく、デイリーワインの「ジャパンプレミアム」というラベルが主体。
今回あえてこのセットにしたのは、この「ジャパンプレミアム」を飲むため。
このラベルはスーパーでもよく見かけますが、何となく名前に訴求力を感じず、これまで手が伸びませんでした。
日本の中小ワイナリーならともかく、大手ワイナリーで2000円台でこのラベル名だと何か中途半端感があってね・・・。
何だがビールみたいだし、セブンプレミアムのほうが安いな・・とか思ってしまいます。
シャトーメルシャンの「甲州きいろ香」みたいに買いたくなる名前にしてくれればいいのですが。
さて、最初にどれを開けようか・・・。
基本的にワインは週末にしか飲みませんが、平日はビールやホッピーなど軽いお酒が多くなっているので、週末に飲むワインは赤ワインの選択が多くなっています。
しかし最近暑いので、赤ワインでもマイルドなメルローを選択。
製造者のクレジットは甲斐市にある登美の丘ワイナリーとなっていますが、ぶどうは長野産83%、山梨産17%とのこと。 やはりより冷涼な長野のほうが良いメルローが取れるのでしょうか。
飲み始めはフランスのメルローではあまり感じられないスパイシーさを感じられます。
一瞬メルロー以外も混ざっているのかとも思いましたが、2016年はメルローだけのようです。
最初のスパイシーさの後には、まろやかなメルローの味わいが押し寄せてきます。
食事に合わせやすい、いかにも日本産らしい味わいがきめの細かいワインでした。
色々ゴチャゴチャ言いましたが、おいしいワインでした。