Aはもはや不要では? ジャパンプレミアム マスカットべーリーA ロゼ
やっと秋らしいカラッとした天気になりました。
湿度が下がっで蒸れなくなったからか、街ゆく人も顎マスク率が減少傾向にある気がします。
さて、今日のワインは、登美の丘ワイナリーのセットから。
ジャパンプレミアムのマスカット・べーリーA ロゼ。
マスカットべーリーAは甘めのワインが多いので、辛口嗜好の私は普段あまり積極的には口にしません。
そういう意味で、これは「普段飲む機会のないワイン」なので、逆説的ですが楽しみにしていたワインです。
開けてみると、マスカットべーリーAの特徴的なイチゴの香り。
味わいは、ロゼなので赤ほどではないが、予想通り甘口のワイン。
ちょっと食事には合わせづらい。食後のデザートと一緒のほうがいいですかね。
すっきりした味わいで完成度が高いと思いますが、私としてはやはり積極的リピートはなさそうです。
ところで、べーリー「A」というからにはべーリー「B」もあるのだろうと調べてみると、1931年にべーリーAを生み出した川上善兵衛により、同時期にべーリーBは開発されたものの、すぐに廃れて既に存在していないようです。
それならば、もう「A」は取ってもいいと思うのですが・・・。
「農林1号」みたいな感じで工業的なニオイのする名前なので、エレガントさが欠ける気がするんですよね。開発時は未来感があり夢のある名前だったのかもしれませんが。
甲州と並んで日本を代表する品種であればなおさら。