クリスマス、安旨シャンパンに満足。コンテス・ド・グラモン
クリスマスの迫るある日。
スーパーの酒コーナーをパトロールしていると、安シャンパンがひっそりと売り出されていました。
早速購入し、家族でクリスマスパーティーの時に開栓。
コンテス・ド・グラモン。
輸入者はダイセイワールドという大阪の会社。
造り手はランス近郊、モンターニュ・ド・ランス地域のシニー=レ=ローズ村(Chigny-les-Roses)に所在するC.G.D.と表記されています。
造り手がこういう謎の略称になっているとついつい探りたくなります。
ググってみると、C.G.D.とはGardet et Cie社のことであり、この村にある家族経営のメゾン、ガルデ(Gardet)のことのようです。
ガルデ自体は1895年創業の歴史ある造り手ですが、2010年に地域の企業に買収されています。
「コンテス・ド・グラモン」は2014年から売り出されたようなので、おそらく買収後の事業拡大で、ガルデのブランドイメージを崩さないようにネゴシアンとして別ブランドで出しているシャンパンなのでしょう。
あまりガルデの名に触れてはいけないのか、日本のワインショップのサイトを見ても造り手は「某有名メーカー」とされています。
さて、飲んでみると、複雑さやコクはまずまず、よく言えばスッキリとした味わい。
酸味がしっかりシャンパーニュ感を醸し出しており、なかなかおいしいです。
シャンパンは安いものでも、味わいがしっかりしていますね。
これで2000円ならコスパ良。おいしくいただきました。