久しぶりのボルドー白。シシェル シャペル・デ・シュヴァリエ ブラン
緊急事態宣言が再発令された東京。
コロナとの闘い、いったいいつまで続くんでしょうか。
「効果が限定的」と批判的な報道もありますが、自分の周りでは、飲食店は4月の時よりもさっさっと休業にしているところが多いような。
街の明かりが少なくなったせいか、いっそう寒く感じられる夜。
今日のワインは、年末にカルディがワイン10%オフのセールをやっていた時に買ったワイン。
シャペル・デ・シュヴァリエ ブラン。
造り手はボルドーのシシェル。
シシェルは必ず定冠詞のように「シャトーパルメを所有」と紹介されますが、裏ラベルでもしっかり言及されています。
ボルドーの白を飲むのは久しぶり。調べてみたら1年半ぶりでした。
日経の記事でボルドーの人気が低下していると書いてありました。
記事は赤についての話でしたが、白に関してはさらに、ソーテルヌとかの例外を除いて新世界のワインと明確な差別化ができていないので、手に取る機会が減っているかもしれません。
開けてみると、樽香がバンバンで、トラディショナルなボルドースタイル。
分かりやすい、こういうワイン好きですね。
果実の香りはちょっと隠れてしまっているでしょうか。
飲んでみると、樽と果実味がバランス良くまとまっています。
香りから果実味の弱さを懸念しましたが、これなら問題なし。
おいしいです。
なんとなくクラフトビールが飲みたくなったので、ここでストップ。
翌日どうなるか見てみましょう。
・・翌日飲んでみると、樽香がかなり吹き飛んでいました。
樽香に隠れていた果実味は前面に出てきましたが、ちょっと細い感じがします。
この価格帯の限界なんでしょうか。
さっさと飲むのがいいようです。