辛口すっきりのおいしい泡。カスティーリョ サン・シモン
暖かくなってきたので、カクヤスで買ったままほっておいた泡を飲んでみます。
カスティーリョ・サン・シモン
裏ラベルを見ると「Produced for JCG」と書いてあります。
JCGはJose Garcia Carrion(ホセ・ガルシア・カリオン)の略で1890年創業のスペインの大手ワインメーカー。
しかし、「for」となっているので、下請け業者が造っているのかもしれません。
発泡はきめ細かく量が多いですが、口に含むとそれほど強くは感じません。
香りは青リンゴのようなスッとする香りがあるが弱め。
味わいは安い泡にありがちな変な甘さはなく、酸味がしっかり利いており、かつドライ。
ドライな泡は、ややもするとストロング系のような味わいになりがちですが、豊かな酸味がそれをカバーしています。
セパージュは不明ですが、スペインの泡によく使われるマカベオ系というよりもシャルドネ系の味わいに感じました。
このワンコインシリーズでは上位の味わいだと思いました。
(私は辛口派なので偏った評価ですが)