成城石井のボルドー3本セット。シャトー・ムーラン・ド・レイモン
緊急事態宣言が長期化して家飲みにすっかり慣れてしまいました。
家飲み用の食材を物色するため成城石井でぶらぶらしていると、単品1500円くらいのワインをまとめたボルドー3本2900円というセットを売っていたので、何となく購入。
さっそく1本目を。
シャトー・ムーラン・ド・レイモン。
造り手はシャトー・ラヴィル。
ボルドーの東、白だとAOCアントル・ドゥ・メール(Entre-deux-mer)の地域、サンシュルピス・エ・カメラック(Saint-Sulpice et Cameyrac)という村に所在しています。
シャトーは19世紀後半に建てられましたが、1956年に現当主のフェイ(Faye)家に受け継がれワイン造りを行ってきました。
シャトーと同名のワインがファーストラベルで、このムーラン・ド・レイモンはセカンドラベルという位置づけ。
さて、開栓。
カシス香。かなり樽が利いている。
味わってみると、メルロー主体のまろやかな風味。
最近日本のスーパーに並ぶボルドーはカベソーよりもメルロー主体が多いような気がします。
やはり早飲み系だとメルローベースのほうが飲みやすいんですかね。
私はカベソー主体のボルドーも結構好きなので残念なのですが。
全体的に丸っこい味わいで、とがった特徴はないですが、タンニンが柔らかくバランスが良いワイン。
デイリーワインとしては十分満足のいくワインでした。