最強?? ヌヴィアナ テンプラニーリョ/カベルネ・ソーヴィニョン
コンビニやスーパーに行くと、なんとなくワイン棚を見るのがクセになっています。
花粉症の薬を買いにスギ薬局に入ったときに買い物ついでに食料品コーナーを見てみると、お酒コーナーがありました。
ドラッグストアではどんなワインが置いてあるのだろう。
眺めていると、カヴァで有名なコドーニュの造っているワインというのがあったので試しに購入。
造り手表記はヌヴィアナ。ヌヴィアナ(Nuviana)はNuvis(New=新しい)、 Vino(Wine=ワイン)、 Vida(Life=生活)の造語で「新しいワイン生活」ということらしい。何か「Vida」の「d」がなかったことにされている気がしますが。
さっきも書きましたが、コドーニュのグループ。
サッポロのウェブサイトでは、ワイナリーはアラゴン州のベルベル・デ・シンカ(Belver de Cinca)に所在とありますが、ワインはカスティーリャ=ラマンチャ州のテーブルワイン規格であるIGPヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ(Vino de la Tierra de Castilla)と表記されています。畑はラマンチャなんですかね。
IGPなのは、より上位の原産地呼称であるDOの規制にとらわれずに、自由に造ったワインということのようです。
桜アワード金賞受賞。
日本の女性審査員だけで選ぶワインコンクールですが、全体的に軽めで甘口の味わいのワインが多いような気がして、私の好みとはややズレているところがあります。
さて、このワインはどうなのでしょうか。
開栓。
香りはスパイシーで青臭さを感じます。カベルネソーヴィニョンの香りが支配的。黒果実系の香りも。
味わってみると、スパイシーでタンニンの厚みもまずまず感じます。
全体的にカベソーが強いなと思ってサイトを調べたら、テンプラ53%、カベソー47%とほぼ半々でした。
結果、軽めに造ったボルドーワインのようになっていますが、「飲みやすい」と「水っぽい」の中間的な味わいになっている印象。ここはとらえ方に個人差があるかもしれませんが。
よくも悪くも普通のワインと思いました。
宣伝で「最強コスパワイン」と謳っていますが、ちょっと言い過ぎかな。