ラベルは今ひとつだが中身はおいしいヴァン・ムスー。サン・メラン
緊急事態宣言も再延長の気配濃厚・・・。
ま、初めからそうなるんじゃないかと思ってましたが。
今日も蒸し暑い。
本日のワインも爽快にスパークリング。
サン・メラン。
カクヤスの2本3300円セットで買ったもの。
ブルゴーニュでは珍しくソーヴィニョン・ブランを使った、リーズナブルな白の産地として知られるサン・ブリ(Saint-Bris-le-Vineux)のムスー・ド・カリテ。
造り手は、バイィ・ラピエール(Bailly Lapiere)。この地の430のワイン農家が集まり、クレマン・ド・ブルゴーニュを生産している生産者組合です。
「メトッド・トラディショネル(Methode Traditionnelle)」なので、シャンパーニュと同じ製法のようです。ブドウ品種のブレンド比率の関係でクレマンを名乗れなかったのかな。
ラベルが今ひとつ垢抜けていない感じがしますが、このランクなのでいいのかな?
フランスのデイリー用のスパークリングは、シャンパーニュに気を遣ってわざとラベルを安っぽくしているのでしょうか?
他国のスパークリングと並べた時に見劣りすることが多い気がします。
香りはほのかな青リンゴっぽさとトースト香。
味わうと、まず酸味がやって来るものの、しつこくまとわりつかずに消えていき、その後にブドウの果実感をしっかり味わうことができます。
重厚さはないけど、かと言って薄っぺらくなく、骨格がしっかりしたヴァン・ムスー。
好みの問題でしょうが、スパークリングは、シャルドネが使われていると酸味と果実感が高まって満足度が増しますね。
落ち着いて楽しめる発泡ワインでした。