素朴な味わい。ティンルーフ・セラーズ シャルドネ
私は普段、ワインを割と街中の小売店で買うことが多く、あまりネットショップでは買いません。
と言うのも、小売店でワインを適当に「ジャケ買い」して飲むのもワインを飲む楽しみの一つだと思っています。
情報がほとんどない中で買うので予想と異なる味わいのものを買ってしまうことも多く、ネットよりも割高になることも多いのですが、選ぶ楽しみの分を払っていると思えばいいのかなと。
(そうは言っても、しょせんインポーターさんの手のひらの上で踊っているに過ぎないのですが。)
そうは言いつつ、小売店で出てくるワインも偏りがあるので、時々ネット注文しています。特にセットを買って自分が普段選ばないようなものを飲んでみるのも楽しいです。
という訳でゴチャゴチャ述べましたが、今回はうきたまの10本シリーズを購入しました。
9680円とリーズナブル。 10本で、赤4本、白4本、泡2本という構成。
そのうちの1本。カリフォルニアワインを。
ティンルーフ・セラーズ シャルドネ。
造り手のティン・ルーフ・セラーズはカリフォルニアで35年以上ワインを造り続けているとのこと。素朴なラベルがいい味を醸し出しています。
早速味わいます。
カリフォルニアらしい元気なシャルドネを想像していましたが、香りは控えめ。ほのかな青リンゴの香り。
味わいもおとなしめで、陽性ではないですが、果実感がしっかりあります。
後味は穏やかな樽感に包まれます。
ラベルが醸し出す印象の通り、素朴な味わい。
「俺が俺が!」と主張してこない、優しい味でした。