熟成感はなく・・そして私。シャトー・アリコー=ボルド
カルディでたまにやっているワイン2本以上10%引き。
適当に買ってみます。
1本目。
シャトー・アリコー=ボルド。
長期熟成ワインとのことですがどうでしょうか。
取りあえず抜栓。コルクには酒石酸がついています。
香りは落ち着いた黒果実系。
飲んでみると・・・メルローワインかと思ってびっくり。
マディランってどこだったか忘れていて、ボルドースタイルのワインかと思っていましたが、飲んでみて違和感を感じます。
改めて裏ラベルを読んでみると、タナ主体のワイン。
そう言えば、AOCのマディランってタナのワインだったな、と思い出しました。
マディランはフランス南西地方のブランデーで有名なアルマニャック地方のそばの村。
生産者のプレモンはこの地域の生産者組合。
3つの地域名の造語のようです(「pl(Plaisanceプレザンス)」+「ai(Aignanエニャン)」+「mont(Saint Montサンモン)」=Plaimont
タナの品種名の由来はタンニンというほど、タンニン豊富なワインができるのですが、熟成で滑らかになりすぎたのか、タンニンの厚みはあまり感じられず、また、若干スパイシーさも残っており、むしろ若いワインといった印象。
私の駄舌で熟成を感じ取るのは限界のようです。
普通のフレッシュなワイン、という感じでした。
ちなみにもう1本買ったワインは、カルディに行くたびに名前が妙に気になっていたイタリアワイン「エト・メ!」。
「そして私!」という意味のようですが、ビックリマークが付いていて、エスト!×3的なノリなのか。
と、こちらも飲んでみれば普通のサンジョヴェーゼワインで、そこまで気にする必要はなかった、との結論に至りました(雑な感想すいません)。