久々アルゼンチン。トランペッター トロンテス
1年の飲んだワインの統計をまとめたら、アルゼンチンワインを1年あまり飲んでいないことに気づきました。
久しぶりにトロンテスを飲みます。
トランペッター トロンテス。
カクヤスで2本3300円のセットで購入。単品2211円。
メンドーサでも標高の高いウコ・ヴァレー(Valle de Uco)のブドウ使用。
トロンテスはマスカット一族なので、香りが白桃やバラのような華やかさがあり、心地よい。
味わいは柑橘系のキリリとした味で後味に苦味があり締まります。
トロンテスはよく暑い夏に飲むワインとして紹介されていますが、寒い時期に飲むのもいいですね。
ロイホのボトルワイン。ボー・メイヌ ルージュ
勝沼でも出色のワイン。塩山洋酒 重川
塩山洋酒 重川(おもがわ)。
1957年に果実生産者組合を基に出来たワイナリー。
銘柄の「重川」は、ワイナリー近くを流れる川の名前です。
甲州とは思えないしっかりした酸に、どっしりとした果実感。
甲州でもこんなワインが出来るんだ、と感動。
市場価格では2000円くらい、勝沼ワインとしては平均的な価格帯ですが、その値段を超えるクオリティだと思います。
勝沼ワインの中でも出色の出来ではないでしょうか。
素晴らしい。
生産者:塩山洋酒
品名:重川 2020
種類:白
セパージュ:甲州
生産国:日本
産地:山梨
原産地呼称:山梨(GI)
アルコール度数:11.5%
輸入者:ー
価格:ー
評価:★7.5(★10~★1で評価)
2022年に飲んだワインの統計
例によって、私以外には関心がないと思われる、昨年飲んだワインの統計です。
外食などで飲んだ場合はいちいち記録していないので、自宅で飲んだ分だけカウントしています。
自宅でワインを飲むのはほぼ私だけなので、基本的にボトル1本丸々飲んでいます。
まずは国別。
国別 | 計 | フラ | イタ | スペ | チリ | 日 | 他 |
2022 | 67 | 21 | 9 | 13 | 2 | 8 | 14 |
31% | 13% | 19% | 3% | 12% | 21% | ||
2021 | 100 | 28 | 20 | 13 | 7 | 12 | 20 |
28% | 20% | 13% | 7% | 12% | 20% | ||
2020 | 94 | 29 | 23 | 15 | 7 | 13 | 7 |
31% | 24% | 16% | 7% | 14% | 7% | ||
2019 | 101 | 32 | 18 | 11 | 14 | 9 | 17 |
32% | 18% | 11% | 14% | 9% | 17% | ||
2018 | 93 | 27 | 16 | 15 | 19 | 2 | 14 |
29% | 17% | 16% | 20% | 2% | 15% |
昨年は仕事が忙しく土日もゆっくりできない日が多かったことや、またコロナの行動制限が緩和されたこともあり土日の外食が多くなり、2021年よりも激減(100本→67本)しました。
また、このブログにはあまり載せていないのですが、日本酒をよく飲むようになってきたこともあります。
昨年はフランス以外のワインを積極的に飲もうかな、と思っていましたが、蓋を開けてみるとフランスは3割キープと、結局同じような結果になりました。
ここまできれいにそろうと、我ながらすごいですね。
イタリアとチリが激減。チリは長期低落傾向にあります。
表には載せていませんがニュージーランドは毎年3本くらい飲んでいたのが昨年は0本。
特に避けていたわけではないのですが。。。
(写真は本文と全く関係ありません。今回の投稿、写真がなく地味だったので正月に子供と行ったハリネズミカフェで撮った写真を載せてみました。)
続いて種類別。
種類別 | 計 | 赤 | 白 | ロゼ | 泡赤 | 泡白 | 泡 ロゼ |
2022 | 67 | 26 | 25 | 0 | 1 | 12 | 3 |
39% | 37% | 0% | 1% | 18% | 4% | ||
2021 | 100 | 45 | 38 | 0 | 0 | 16 | 1 |
45% | 38% | 0% | 0% | 16% | 1% | ||
2020 | 94 | 39 | 27 | 2 | 1 | 18 | 7 |
41% | 29% | 2% | 1% | 19% | 7% | ||
2019 | 101 | 47 | 37 | 0 | 2 | 12 | 3 |
47% | 37% | 0% | 2% | 12% | 3% | ||
2018 | 93 | 58 | 32 | 1 | 0 | 2 | 0 |
62% | 34% | 1% | 0% | 2% | 0% |
赤ワインの消費が激減しました。
基本的にワインは土日で赤白半分ずつ飲んで、変化を楽しみながら週末2本消化するスタイルだったのですが、昨年は土日のどっちかに夜の予定が入ることが多かったため、家でワインを開栓してもすぐに飲み終わらず、かなり日があいてから飲み終わることが多くなりました。
日をあけて飲むと、赤ワインは劣化が目立ちやすいのでなんとなく白ワインを選択することが多かったような気がします。
今年は何本飲むことになるのでしょうか。
安くていいね。ヨセミテ・ロード ピノ・ノワール
夕食の時間になりましたが、妻とも「今日は何か夕食の用意もめんどくさいね~」という感じになり、マックをテイクアウトしての夕食。
普段、よっぽどのことがないとファーストフードのハンバーガーは食べないのですが。何年ぶりだろう、マックを食べるのは。
ハンバーガーだとビールが合いそうですが、赤ワインが飲みたくなりました。
適当なワインがなかったので、近所のセブンイレブンに行ってワインを調達。
セブンでよく見かけるPB。
輸入者はメルシャンでボトル詰めもメルシャンなので、コスト削減のため日本でボトル詰めしているのかな。
ボトリングに「メルシャン株式会社 +F」とあり、「+F」とは藤沢工場でボトル詰めしているということだろうか。
様々な工夫で安価で良質なワインを届けていただき、頭のさがる思い。
開栓すると、素晴らしいベリー香が漂います。
味わいは最初に渋みを感じさせた後に、カリピノらしい直線的な果実感。ただ、その分複雑さはないので後味がジュースっぽくなりややくどく感じます。
しかし、それでもこの値段でしっかりピノノワールの味わいを満喫できるのは素晴らしいですね。
コスパ良のワインでした。
優しいシャルドネ。ワインメーカーズノート バッチ86
この前飲んだワインメーカーズノート、自分としては今ひとつだったのですが、ネットを見ると評価はそれなりに高い。
ほかのも試してみます。
ワインメーカーズノート シャルドネ。
前回のは白ラベル、こちらは黒ラベルになっています。
黒ラベルは上位シリーズらしい。
樽熟成をしているかどうかの違いのようです。値段も200円ほど高くなっています。
飲んでみると、なるほど、樽香が前面に出ている。
白ラベルのバッチ106というのを飲んでいないので、比較しようがないですが。
酸味が強いが、果実感はちょっと薄く全体的におとなしめで優しい味わい。
パワフルではなく上品なシャルドネ。
これはこれでいいのですが、新大陸のシャルドネに期待する味を求めると、ちょっと違うかな、と思います。
生産者:Andrew Peace Wines/アンドリュー・ピース・ワインズ
品名:Winemakers Notes Reserve Batch 86 Chardonnay 2020/ワインメーカーズ・ノーツ リザーヴ バッチ86 シャルドネ 2020
種類:白
セパージュ:シャルドネ
生産国:オーストラリア
産地:South Eastern Australia/南東オーストラリア
原産地呼称:ー
アルコール度数:13.0%
輸入者:ジーアールエヌ
価格:1188円
評価:★6.5(★10~★1で評価)
ちょっと大味か。ワインメーカーズノート バッチ108
10月になり酒も一斉に値上がりするとのこと。
円安が続いていますし、安ワインも飲みづらくなるのでしょうか。
高い「洋酒」をありがたく、チビチビ飲んでいた親父達の時代に逆戻りするのであれば悲しいことです。
さて本日のワインは。
ワインメーカーズノート バッチ108。
カベソーとシラーズのブレンド。
ラベルは手書きコメントみたいな感じでインパクトあります。
バッチNo.はセパージュによって分けていて、さすがに樽で分けている訳ではないようです。
香りはカベソーが支配的で青草感が漂います。
飲んでみると、酸味が結構強く、タンニンは弱め。
全体的に大味な感じがします。
造り手はアンドリュー・ピースというマレー川中流域、ビクトリア州とニューサウスウェールズ州の境目に所在するワイナリー。
この造り手、安い割に評価が高く、
「プロが選んだ厳選ワイン」とか、「日本で飲もう最高のワイン ダブルゴールド コストパフォーマンス賞」とか、色々煽っていてちょっと期待したのですが。
正直、よく分かりませんでした。
こういうこともありますわな。