点字図書館 盲導犬とお散歩。
前に記事に書いた、高田馬場ビール工房の前に子供と寄ってみました。
高田馬場駅の東口から、新大久保方面へ。
駅前の通りから1本入ったところにあります。
周囲の道は細い道まで点字ブロックが敷かれ、交差点は音の出る警報器が完備されており、視覚障害者への配慮がうかがえます。
点字図書館に着きました。
この図書館は、正式には「日本点字図書館」といい、公立ではなく社会福祉法人が経営しています。日本最大の視覚障害者のための図書館です。
1940年に豊島区雑司が谷に「日本盲人図書館」として創設。
ファサードは鎖が垂れ下がっており、台風の時は風で飛んで大丈夫なのか、と思いましたが下側がしっかり固定されていました。
この日は「オープンオフィス」というイベントをやっていて、一般の方にも開放されていました。
点字印刷を体験できるコーナーに行ってみます。
ここで、点字のカレンダーを自分で作ることができます。
用紙を2枚の亜鉛板の間にはさみ込み、ローラーのほうに差し出すと、一瞬でローラーの間を抜けて行き、点字がプレスされます。
このプレスを使ってカレンダーを作成しました。
この他にも、視界が狭くなる眼鏡を着用して部屋を歩き回り視覚障害を体験するとともに、介助の仕方を学ぶコーナーや、目隠しをしてお金を数えるコーナーなどがあり、視覚障害者のご苦労を体験できるようになっていました。
また、盲導犬と一緒に道路を歩いてみるコーナーもありました。
子供には盲導犬コーナーが一番ヒットしたようです。
視覚障害者の日常のご苦労がよく分かりました。
自分も年を取っていくと、視力が衰えていくでしょうから、全く人ごとではありません。
貴重な体験が出来ました。