安旨バローロ。バローロ レ・カレンデ
今日はすっかり死語になったプレミアムフライデー。
この日は毎月ビックカメラではワインが10%引きになります。
しかし、プレミアムフライデーは絶滅寸前なのでセールもやってないのかな、と酒コーナー覗いてみると・・・。
月末のワイン10%引きはやっていましたが、セールのポスターにはプレミアムフライデーの文字がどこにも書かれていません。
ビックカメラもプレミアムフライデーと決別した、ということでしょうか。
ワインを物色し、何本か買って帰ります。
ふと見ると、安いバローロがあったので、試しに購入。
レ・カレンデというワイン。
香りはフルーティな甘いアロマが突き抜けます。
味わってみると、酸味とタンニン、アルコール感が高次元でバランスした、トータルバランスの良いワイン。
同じラベルでバルバレスコやガヴィもあったので今度試してみようと思います。
長い梅雨の中・・。ルネ・ド・ラクレ シャブリ
今年の梅雨は長い・・・。
よく降りますな。
今日の気分は白ワイン。
シャブリを開けることにしました。
京橋ワインの白12本セットの1本。
造り手はルネ・ド・ラクレ。
造り手の所在はシャブリ村ではなく北に10kmほど行ったACシャブリの端っこリニー・ル・シャテル(Ligny-le-Châtel)と表記されています。
シャブリでは珍しくAOP表記なのは新しい造り手だからでしょうか。
飲んでみると、フレッシュですがいかにもシャブリらしいミネラル感のある味わい。
後味にほんのりと苦味が感じられます。
土壌の細かな違いは私の駄舌では分かりませんが、シャブリはどんなものでもシャブリらしさが漂うのが不思議です。
梅雨明けまであともう少し。
たこ焼きと。ミスタンゲット・ブリュット・ロゼ
ドンキに大量に並べられているカヴァ、ミスタンゲット。
1年ほど前に飲んでみたところ、割とおいしかった記憶があります。
暑いのでスパークリングを飲みたいと思い、買ってみました。
前回は白(Brut Nature)だったので、ロゼを購入。
輸入者はドンキ直営のパンパシフィック(ジャストネオから改名)。
造り手はヴァルフォルモサというバルセロナ近郊、ペネデス所在のワイナリー。
我が家では4月の外出自粛で外食も気軽にできなくなって以来、家でたこ焼きを食べるのが気軽なレジャーとして定着しました。
このカヴァも、たこ焼きに合わせて。
・・・たこ焼きを焼くのに熱中してしまい、カヴァがすっかり温まってしまいました。
炭酸も抜けてしまいましたが、温度と炭酸の陰に隠れていた味わいが表に出てきます。
それでも味わいは崩れず、ベリー系のほのかな酸味が心地よい、しっかりした味わいでした。
これで税込800円弱。
カクヤスの500円スパークリングに慣れると価格に驚きがないですが、この値段でおいしいカヴァが飲めるのは素晴らしいことです。
カヴァは安くても大きく外すものがなく、安定感がありますね。
自宅に籠もる4連休。マルケス・デ・ヴァルデカーニャス
4連休だが東京は外出自粛が要請されています。
家でおとなしくしていましょう。
休みの日はワインを飲むのが習慣になっています。
思いつきで適当に買っておいたままになっているワインを処理していきます。
本日は、カクヤス金賞4本3300円で購入したうちの1本。
造り手はボデガス・サン・ヴァレロ。カリニェナ地区の大手。
1944年に創設されましたが、昨年(2019年)10月に組織再編があり、Cooperativa Vinicola San Valero(サンヴァレロワイン協同組合)という名称に変わっています。
ガルナッチャ主体だけあって、全体的にマイルド。
しかし、甘さはなく飲み疲れは感じません。
アルコール度数も14%と高めですが、まったりしているのでスイスイ飲めます。
全体的にバランスの良く取れているワインでした。
夏にちょうど良い穏やかな味わい。ジャパンプレミアム メルロ
山梨県甲斐市のふるさと納税の返礼品でサントリー登美の丘ワイナリーの6本セットを頼んでみました。
登美の丘ワイナリーは、上級ラベルの「登美」は飲んだことがあり、美味しかったことを覚えています。
このセットは6本も入っているので当然「登美」はなく、デイリーワインの「ジャパンプレミアム」というラベルが主体。
今回あえてこのセットにしたのは、この「ジャパンプレミアム」を飲むため。
このラベルはスーパーでもよく見かけますが、何となく名前に訴求力を感じず、これまで手が伸びませんでした。
日本の中小ワイナリーならともかく、大手ワイナリーで2000円台でこのラベル名だと何か中途半端感があってね・・・。
何だがビールみたいだし、セブンプレミアムのほうが安いな・・とか思ってしまいます。
シャトーメルシャンの「甲州きいろ香」みたいに買いたくなる名前にしてくれればいいのですが。
さて、最初にどれを開けようか・・・。
基本的にワインは週末にしか飲みませんが、平日はビールやホッピーなど軽いお酒が多くなっているので、週末に飲むワインは赤ワインの選択が多くなっています。
しかし最近暑いので、赤ワインでもマイルドなメルローを選択。
製造者のクレジットは甲斐市にある登美の丘ワイナリーとなっていますが、ぶどうは長野産83%、山梨産17%とのこと。 やはりより冷涼な長野のほうが良いメルローが取れるのでしょうか。
飲み始めはフランスのメルローではあまり感じられないスパイシーさを感じられます。
一瞬メルロー以外も混ざっているのかとも思いましたが、2016年はメルローだけのようです。
最初のスパイシーさの後には、まろやかなメルローの味わいが押し寄せてきます。
食事に合わせやすい、いかにも日本産らしい味わいがきめの細かいワインでした。
色々ゴチャゴチャ言いましたが、おいしいワインでした。
滑らかなタンニン。プレモン マディラン
休日に新宿西口のビックカメラで買い物。
2階には東京オリンピックのショップがあります。
本来ならばこの時期はお客さんがいっぱいいて盛り上がっているはずですが、この状況では閑散としており・・かわいそうですね。
その隣には酒販コーナー。
このコーナーは最近改装されて出来たものですが、新宿駅へと続く空中回廊に接続しておりお客さんが一番入るところ。
そこに酒販コーナーを設けるとは思い切った戦略です。
ワインコーナーをしばし眺めて、1本購入。
プレモンのマディラン。
造り手のプレモン(Plaimont)はフランス南西地方の生産者組合。名前の由来はこの地域の3つの村の名前、プレザンス(Plaisance)、エニャン(Aignan)、サン=モン(Saint-Mont)を合わせたもの。
800のワイン農家から成り、5300haの畑を有しています。
2001年のものですが、熟成度合いはどうでしょうか。
早速味わいます。
香りは若々しい感じではなく落ち着いたスミレ香。
味わいはタンニンも滑らかになっていて飲みやすくなっています。
後味には抹茶のような心地良い収斂があります。
滑らかで、かつボディの厚いワイン。
休日にゆっくり味わうのにちょうどよいワインでした。
ちょっと甘い? ペッパーウッド・ソーヴィニョン・ブラン
前回につづき、ペッパーウッド・グローヴからソーヴィニョン・ブラン。
何というか、新品の絨毯のような心地良いんだけど乾いた香り。NZのような草っぽいのを期待していましたが、ちょっと違います。
フレッシュな酸味が心地良いですが、甘口で、私にはちょっと合わないようです。
このシリーズは全体的に甘口なのでしょうか。
「遊星からの物体X」を見ながら飲みます。
舞台は南極基地であり、暑いので涼むのにちょうどいいです。
この映画、いつも思うのですが邦題が秀逸ですな。原題の「The Thing」よりよっぽどいい。最近の映画はこういうクセのある邦題が少なくなりました。
生産者:Don Sebastiani & Sons/ドン・セバスティアーニ & サンズ
品名:Pepperwood Grove Sauvignon Blanc 2018/ペッパーウッド・グローヴ・ソーヴィニョン・ブラン 2018
種類:白
セパージュ:ソーヴィニョン・ブラン
生産国:アメリカ
産地:California/カリフォルニア
原産地呼称:ー
アルコール度数:13.5%
価格:1267円
評価:★6(★10~★1で評価)