ノンアルの日。
新型コロナのワクチン3回目接種。
モデルナ⇒モデルナ⇒ファイザーの交差接種も抗体量が上がるということを聞いたので、ファイザーで。
接種当日のアルコール接種は控えるように言われたので、おとなしく本日はノンアルコール。
色々買って試してみました。
1本目は、アサヒのドライゼロ。104円(以下全て税込)。
何回も飲んだことがあるので、写真なし。
ノンアルの中ではビール感が強いという意味で、完成度が高いと思います。
と言うか、スーパードライはもともとモルト感が薄いので、ノンアルでも違和感をさほど感じさせないのですかね。
評価は★6
2本目は、オルジュ ゼロ。
ドンキで売っている謎の激安ビールブランド「オルジュ」。
このビールも74円(350ml)という驚異的な値段。
相変わらずドイツ産ホップを売りにしています。
香りは、フルーティでホップも華やか。
しかし、味わいがリッチさに欠けて、香りと味のバランスが今ひとつ。
う~ん、ビール(に似た味)を飲んでいるのか、何を飲んでいるのか分からなくなる味わい。
これならば、おとなしくコーラゼロを飲んだほうがいいかも。
評価は★5
3本目は、ワイン系に移行。アサヒ スタイルバランス シャルドネ・スパークリング。
97円。
やや甘さがありますが、ノンアルだとこれくらいのほうが満足感を得られます。
ビール系ノンアルよりもわかりやすい味で、今日飲んだ中では一番。
しかし、「糖類ゼロ」で甘いと、「何使ってんだろ・・」と気になるのは私だけでしょうか。
評価は★6.5
4本目は、サントリー ノンアルでワインの休日 赤。140円。
甘くないブドウジュース。
ぶどうの皮感があって、まずまず。
頭の中でワインと比較してしまいますが、「こういう飲み物だ」と思えば成立しています。
評価は★6
白も買ったのですが、子供に奪われました。
ノンアルだと、甘さがあるほうが一定の満足感があっていいですね。
しかし、腹だけ膨れてどうも物足りなさだけ残ります。。。
ワクチンの副反応は、モデルナと違って熱が出ず、腕が若干痛くなっただけで済みました。
甘さなくすっきり。シャトー・デレスラ トカイ フルミント
トカイワインは貴腐ワインで有名ですが、甘口ワインが苦手は私はあまり手が伸びなかった地方。
酒屋でワインを選んでいると、貴腐ワインではないトカイ、しかもリーズナブルな値段(1000円台)のものが置いてありましたので、試しに購入してみました。
シャトー・デレスラ トカイ フルミント。
造り手のシャトー・デレスラはさかのぼれば15世紀頃から続くシャトーとのこと。
共産時代に質が落ちたが、民主化後に復活したようです。
このワインはドライ・ホワイトと裏ラベルに表示があります。
グラスに注ぐと、リンゴの香りが漂います。
飲んでみると、舌触りはとろみがあって心地良い。
甘さがありますが、酸味がしっかりしているのでそれほど気になりません。
後味もさっぱりしており、これは美味しい!
非常にバランスの良いワイン。
リピートしたいワインです。
透き通った味。スターク・コンデ カベルネ・ソーヴィニョン
意外とトロピカル。キンズマラウリ ムツヴァネ
ロシアがウクライナ侵攻。
日々流れるニュースに心が痛みます。
だからという訳ではありませんが、ウクライナお近くのジョージアワインを飲みます。
キンズマラウリ ムツヴァネ。
ムツヴァネという聞いたことのない品種。
ジョージアの品種で、「ムツヴァネ」はジョージア語で「緑の」という形容詞らしい。
キンズマラウリは、ジョージア東部のカヘティ(Kakheti)地方、クヴァレリ(Kvareli)地域の造り手。
このクヴァレリもロシア国境から20km、またジョージアは南オセチア地方でロシアと領土紛争があり、ウクライナの状況も身近な問題。
さて、ワインに戻って、飲んでみると、勝手に想像していた冷涼なワインと思いきや、トロピカルな感じ。香りもトロピカル感が漂い増す。
「中口のワイン」と紹介されていますが、飲み進めると段々甘さが気になるように。
辛口嗜好の私にとってはちょっと。。。
相性が合いませんでしたが、別のワインも試してみます。
生産者:Kindzmarauli/キンズマラウリ
品名:Mtsvane 2018/ムツヴァネ
種類:白
セパージュ:ムツヴァネ
生産国:ジョージア
産地:Kakheti/カヘティ
原産地呼称:ー
アルコール度数:12.0%
輸入者:富士貿易
価格:1078円
評価:★6(★10~★1で評価)
サギと南ア。スターク・コンデ フィールド・ブレンド
用事があり埼玉の新座まで行った帰り、野火止用水沿いを歩いていたら白い鳥が。
コサギというようです。
警戒心が強いのか、近づくと逃げていってしまいました。
さて、家に戻り。
今年は、なるべくフランス以外のワインを飲むことを目標にしています。
今日は南アフリカワイン。
スターク・コンデ フィールド・ブレンド。
ステレンボッシュに所在するワイナリー。
1998年にホセ・コンデ氏が設立して急成長を遂げたとのこと。
このフィールドブレンドは、シュナン・ブラン5、ルーサンヌ3、ヴェルデホ1、ヴィオニエ1の比率。
南アと言えばシュナン・ブランですが、ブレンドに使われている品種の組み合わせが目新しい。南アだと割とあるのでしょうか。
開けて見ると、グレープフルーツのような柑橘系の香りが支配的ですが、甘い香りも感じられます。また、ほんのり軽い樽風味。
味わいは酸味が利いていて、ちょっと塩っぽい感覚も。
一度に全部飲まずに保存。翌日再び開けたら、香りが前日よりもパワーアップ。
おいしいワインでした。
タンニン滑らか。ランブルスコ カンティーネ・ディ・モッタ
東京の今年の冬は雪が多い。
カクヤスで巣ごもりのための酒を購入ついでに、500円ランブルスコを買います。
カンティーネ・ディ・モッタ。
造り手はカクヤスのワインコインスパークリングでよく遭遇するヴィニコラ・デコルディ。1921年創業、ロンバルディア州クレモナの食堂(タヴェルナ)から発展したワイナリー。
ランブルスコはsecco(辛口)と書いてあるものでも、割と甘く感じられるものが多く自分はやや苦手にしているのですが、このワインはタンニンがそれなりに厚みがあり、甘さがそれほど気になりません。
bioの表示もありますが、どのあたりがビオの効果なのかは分かりません。
食事にも合わせやすいワインでした。
初めてのメンシア。シャブレ
ドンキで放置されていたワイン。
リベイラ・サクラのDOは飲んだことがなかったな、と購入。
シャブレ。
カタカナ表記にするとシャブリ(Chablis)みたいですが、綴りは全く別(Xabre)。
グーグル先生で検索すると「もしかして シャブリ?」と激しく誘導されます。
スペイン北西のはじっこ、ガリシア地方のワイン。
「シャブレ(Xabre)」というのはこの地方の風化した花崗岩土壌を指す名前とのこと。
造り手はフェント・ワインズ。この地域の、2012年創業と新しいワイナリー。
リベイラ・サクラはガリシア内陸部にあります。
品種はメンシア9、ソーソン1とのこと。
どちらにしても初めての品種なのでよく分かりません。
ガリシア地方ではよく栽培されている品種のようです。
香りの立ちがかなり良く、フローラルな甘い香りが広がります。
飲んでみると、メルローにピノ・ノワールを足したような不思議な味わい。
飲んでて楽しいワイン。
2杯ほど飲んで、翌日の変化を見ようとセラーにしまいましたが、都合により飲む機会を逃してしまい、5日後に再挑戦することに。
独特の香りは飛んでいましたが、味わいは健在。
雑な飲み方をしてしまいましたが、もう一度しっかり飲んでみたいワインでした。