わび太だより。~ワインと、ビールに、あと・・散歩?~

ワインとビールが大好物のわび太の日記です。安旨ワインとクラフトビール、東京散歩などをつづります。まったり続けようと思います。

勝沼ワイナリー巡り(その7)マルフジワイナリー 歴史を感じさせるワイナリー。

 その6から。

イケダワイナリーで1本購入し、リュックには2本のワインが。

だんだんリュックが重くなってきたが、まだまだ大丈夫。

 

13時を過ぎて、かなり暑くなってきました。

それにしてもこの日の勝沼は、おそらく徒歩でワイナリー巡りをしているのはほぼ自分一人ではないかという状況。歩いていても観光客らしき人とすれ違うことがありません。ワイナリーには、車で来ているのかぽつぽつ人がいるのですが。

シーズンになれば大賑わいなのでしょうが、台風直後だし、蒸し暑いし夏はこんなものなんですかね。

国道20号線を越えると結構急な坂を登って、マルフジワイナリー着。

 

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趣のある建物

マルフジワイナリー(丸藤葡萄酒工業)は、1890年設立の日本では大変古いワイナリーです。「ルバイヤート」というブランド名でワインを造っています。

シャトー・メルシャンなどとならんで、2016年に開催された伊勢志摩サミットでも提供されたワインとのこと。(ちなみに赤ワイン ルバイヤート・プティヴェルド2012)

 

木造民家風で落ち着いた雰囲気のショップに入ります。14時からワイナリーの見学ツアーがあるとのことなので、ここで試飲をして時間をつぶします。ここでは試飲は500円で5種類飲めました。何を試飲したかはメモを取っていなかったので忘れましたが。。

 

試飲を終え、見学ツアーに参加します。というかそもそもワイナリーには客よりも従業員のほうが多い状態であり、参加者は自分一人でした。

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昔の試飲室

ワインカーヴへと向かいます。

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奥でスパークリングワインのルミュアージュ(動瓶)が行われている。

 

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ルバイヤート命名の手紙

 「ルバイヤート」というのは聞き慣れない言葉なので何かの造語かな、と思っていましたが、11世紀ペルシャのワイン好きの詩人、オアマ・カイヤムの詩集の名前から付けられたとのことです。

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ひんやりとしたワインセラー

昔ワイン醸造用のタンクとして使っていたコンクリートの桶をそのままセラーに転用しているとのことです。天井にはその名残で穴があり、壁にははりついた酒石がきらきら光っていて幻想的です。古いワインのセラーとして活用していました。

 

ツアーが終わり、ワインを購入して帰ることにします。これまで白の甲州を2本購入していることもあり、赤のマスカットべーリーAを買おうと思い、店員に告げたところ、笑顔でしたが「この地域ではどこのワイナリーも造っているワインです」とちょっと残念そうな説明。

そこでおすすめを聞いたところ、やはり甲州押しとのことで、迷った末、結局ここでもルバイヤート 甲州シュールリー 20171944円を購入。

結局甲州が3本になりました。

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その8につづく。