コクとフレッシュさのいいとこ取り。天狗舞 山廃 純米 ひやおろし
秋だとどうしても日本酒を飲みたくなります・・・。
今晩飲むワインを買おうと思って酒屋さんに出かけましたが、店を出たら手には日本酒がありました。
造り手は石川県の白山市にある車多(しゃた)酒造。
1823年(文政6年)創業。酒蔵としては中くらいの歴史といった感じでしょうか。
白山の伏流水で造られた酒。聞いただけで飲みたくなります。
ウェブサイトを見ると、山廃に力を入れているとのこと。
うっすらと黄色く色づいた外観。
飲んでみると、ガツンと来るコクのある味わい。
私はどちらかというと辛口派なので、純米系は時々甘すぎに感じることもありますが、山廃だと濃厚で口に合います。
アルコールが18度と結構高いですが、するりと飲めますね。
危険な酒とも言えるかも。
味わいが複雑なので、酒のアテがなくても、これだけ飲んでいれば楽しめます。
もちろん食事と合わせるとさらにおいしいですが。
濃厚さとフレッシュさがバランス良く共存して、じっくり味わえるお酒でした。