南アの謎ワイン。ライオン・マノール
買い物ついでにビックカメラの酒販コーナーをチェック。
南アフリカのワインがたたき売りされていました。
ポップで「酒石酸が沈殿しておりますが品質に問題はございません。」
わざわざ注記されているのに惹かれて、思わず購入。
赤白ありましたが、両方買ってハズすとダメージが大きいため赤を選択。
ライオン・マノール。
造り手は不明。ネット上でもほとんど情報がありません。
裏を見ると、原産地呼称はウェスタン・ケープ。
南アフリカのワイン産地の大部分が入るので、当然と言えば当然ですが。
ノンヴィンテージですが原産地呼称を名乗っているので一応マジメに造ったワインなのかな。
さらにネットでは南アワインの中心的産地であるステレンボッシュ(Stellenbosch)とありますが・・?
輸入者は鶴見酒造という見ない名前。
調べてみると、「酒造」の名の通り、1873年創業の愛知にあるれっきとした日本酒の蔵です。
インポーターとしての活動はよく分かりません。
全てが異例のワイン。
さて、謎ワインを開栓。
赤黒い濃い色調。香りは、ベリー感が強いですが立ち上がってくる感じではなく静かに漂っている感じです。
味わうと、アルコール感がしっかりあり太いボディ。
ベリーの果実味よりもアルコールが前に出ています。
ちょっとケミカルな感じもしますが、そこまで気になる程度ではなく、全体的に飲みやすい。
セパージュも不明ですが、濃い色合いや味わいからはピノタージュでしょうか。
500円を切っているワインとしては上出来。
最後まで飲み進めるが酒石酸は見られず。
値段の割にまずまず楽しめました。
生産者:ー
品名:Lion Manor Dry Red/ライオン・マノール ドライ・レッド
種類:赤
セパージュ:ー
生産国:南アフリカ
産地:Western Cape/ウェスタン・ケープ
原産地呼称:Western Cape(WO)/ウェスタン・ケープ
アルコール度数:13.0%
輸入者:鶴見酒造
価格:448円
評価:★6(★10~★1で評価)