気軽というか軽すぎ。リオーネ・デル・ファルコ
暑さも一段落。
と思ったら雨になって、なかなか気持ちの良い天気にならない。
今日のワインは、うきたま10本セットの残り。
今年の夏は暑く、白を飲み進めたので赤が残ってしまいました。
リオーネ・デル・ファルコ。
造り手はイタリア、ヴェネト州のヴェネチア近郊、フォッサルタ・ディ・ピアーヴェ(Fossalta di Piave)に所在するボッテール(Botter)。
ヴィンテージは記載がなく不明。
さて飲んでみます。
黒果実系の香りが割としっかり漂っています。
しかし、飲んでみるとかなり薄くて軽め。というか水っぽく果実感が弱いですな。
スパイシーさと酸味はまずまず。
ブドウはメルローとサンジョヴェーゼとのことですが、香りがメルローっぽい以外は、メルローらしさは感じられません。
ネットで調べると400円くらいで売っているようなので、セット価格の帳尻合わせ的なワインですかね。
インポーターのサイトでは「気軽なグラスワイン」と紹介されていますが。
重たいワインの方が好きな私の嗜好には合いませんでした。
あまりに軽々としているので、変化を見てみようとちょっと残して翌日再トライ。
果実感の弱さはもちろん変わりませんが、コクが若干増して、スパイシーさが際立つように。
軽さが減ってちょっとおいしくなりました。