甘口にあらず。シャトレーゼ 樽熟成 メルロー
9月に入って今年もあと3分の1。
1年の後半になると、次第にふるさと納税にアタマが行きます。
赤白6本セットです。
全部ワイナリー違いでなかなか面白そう。
1本開けてみます。
シャトレーゼワイナリーは勝沼のワイナリー巡りをしていたときにシャトーメルシャンの近くで見かけたけど甲斐市?と思いましたが、それは「勝沼ワイナリー」で、こちらは甲斐市所在の「ベルフォーレワイナリー」。
ベルフォーレワイナリーはもともと雪印が1984年に「雪印ベルフォーレ」として立ち上げたワイナリーで、これとは別にシャトレーゼは2000年に「勝沼ワイナリー」を創設しました。
2002年雪印が経営難により雪印ベルフォーレをシャトレーゼに売却、「シャトレーゼ ベルフォーレ ワイナリー」として今日に至っているようです。
ワイナリーは甲斐市にありますがブドウは北杜市(須玉町江草)の農場のもの。
グラスに注いでみると、メルローらしいベリー感たっぷりの芳香。
お菓子メーカーのワインなので勝手に甘口を想像していましたが、飲んでみると、いい意味で先入観を裏切る、辛口のしっかりした味わいのワイン。
果実感が気持ち弱い気もしますが、樽で補っており、それほど気になりません。
メルローらしく滑らかですが、スパイシーさもあり、だけど両方うまく共存していて、樽感がふんわりと包み込んでいます。
なかなかのワインでした。
しかし通常価格3000円だと微妙なラインか?