初めて飲むネグレットのワイン。 クロワ・ドゥルデンヌ
ビックカメラの酒販コーナーにて。
見たことのない原産地呼称のワインがあったので買ってみました。
クロワ・ドゥルデンヌ・フロントン。
フロントンというのはフランス、トゥールーズ近郊の村です。
ネグレット(Négrette)という、この地のローカル品種を使っているワイン。
英語のネグレクト(neglect)を想起させる、いかにもマイナー品種っぽい名前です。
フロントンのワインは最低50%はこの品種を使用することが義務づけられています。
赤が中心ですが、ロゼも多く作られているようです。
しかし、裏ラベルの上にどかっとインポーターのシールを貼るのやめてほしいですね。
インポーターのシールをはがしてみると、仏語ですが、裏ラベルにはネグレットを使用していることがきちんと書いてあるのですが、シールのせいで気づきませんでした。。
普通の南仏ワインかと思って買ってしまいましたよ。
最初の一口は南仏ワインと思って飲んだので、その香りに驚きました。
(これがインポーターの狙い? んな訳ないか。。。)
スミレのような、華やかではないが豊かな香りが広がります。この香りは独特ですね。
味わいはピーマンのようなちょっとスパイシーな感じ。
タンニンは少なめで、香りと違って味わいはひっかかりがなく自分にはちょっと物足りないかもしれません。
生産者:Vinovalie/ヴィノヴァリ
品名:Croix Dourdenne Fronton 2016/クロワ・ドゥルデンヌ・フロントン
種類:赤
セパージュ:ネグレット、カベルネ・フラン、シラー
生産国:フランス
産地:Sud-ouest/南西地方
原産地呼称:Fronton(AOP)/フロントン
アルコール度数:12.0%
価格:1161円
評価:★6(★10~★1で評価)