これも日本の品種か。 ジャパンプレミアム リースリング・フォルテ
甲斐市のふるさと納税返礼品でいただいた、登美の丘ワイナリー6本セットの最後の1本。
リースリング・フォルテという、リースリングと甲州三尺を掛け合わせて、登美の丘ワイナリー自身が開発した品種。
甲州三尺は病気に強く、ビジュ・ノワールの開発でも使われてましたね。
恥ずかしながら私はリースリング・フォルテという品種を知らず、まあリースリングと同じだろうと思って、飲むのを後回しにしていました。
GI表記が見当たらないのは、山梨以外で栽培されたものが含まれているからなのかな。
さてさて、飲んでみます。
香りはライム感がかなり強いです。
味わいも酸味がかなり際立っています。ただ、日本の白らしい陰影感もそこはかとなく感じられます。
全体的には、甲州を果実味を強くしてパワーアップした感じ。
名前からアルザスやドイツのリースリングの味を予想して飲みましたが、それらとは全く別物。あえて言えば、ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランのほうが味わいとしては近い感じでしょうか。
最近は甲州もかなり果実味の強いものがありますが、それで飽き足らない時は日本産ならこのリースリング・フォルテがいいかもしれませんね。