酎ハイからのリベンジ。 あさ開 蔵埠頭COLOR 本醸造
金曜日、立食パーティーに参加した帰り道。
既に結構飲んでいますが、立食だと、どうしても話す方に意識が向いて小食になりがちです。
そのため小腹が空いてきました。
昔ならラーメンを食べたところですが、最近翌日にダメージが残るので避けます。
帰り道のとある居酒屋で一杯やっていこうと寄り道しました。
金曜日の23時頃ですが、お客さんは3グループと一人客1名とほどよい入り。
初訪問ですが、年季の入った昔ながらの居酒屋という感じで、居心地のよい雰囲気です。
初めての店だと、最初の飲み物に何を頼むか逡巡してしまいます。
せっかくなので無難にビールよりも、店ごとに味わいが異なる酎ハイなどを飲んでみたくなりますが、失敗するリスクも高くなります。
どうしたものか。
今日は既に結構飲んでいるのでビールはパスします。
ホッピーセットを見てみると、税込みで600円オーバーと強気の価格設定だったのと、私はホッピー外で中4いってしまいますが、そこまで飲むつもりでなかったのでパス。
まわりのお客さんはレモンサワーを飲んでいる方が多いようです。スッキリした酒が飲みたかったのと、お店の実力を測る意味で、酎ハイを頼んでみました。
スピードメニューのふきの煮物をアテに、一口。
・・・・・薄いな。
ハズしてしまいました。
酎ハイを早々にやっつけ、次のドリンクへ。
今度はハズせない。
辛口の日本酒が飲みたくなり、メニューを見ると「あさ開(あさびらき)」というのがありました。
日本酒は詳しくないのですが、とりあえずこれを行ってみます。
あさ開というのは岩手の造り手のようです。
うん、おいしい。辛口すっきりで、なおかつボディの厚みがあります。
今度は求めていたものズバリの選択が出来ました。
最近は日本酒も香り重視の傾向が強く純米酒ブームですが、本醸造の辛さもいいですね。アルコール度数15%、精米歩合65%とあります。
あさ開のサイトによると、1871年(明治4年)創業と歴史ある蔵元。南部藩士が明治の新しい時代の幕開けに名付けたようです。
サイトでの小売価格410円、この居酒屋では800円での提供でしたからまずまず適正な価格設定と言えるでしょう。
IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2019金賞受賞とのこと。
この手の賞はどうせ受賞者がいっぱいいるんだろう、と思って調べてみると、本醸造部門で一番上の金賞はこの酒ともう1本の計2本だけでした。他にも色々な賞を取っているようで、酒造りに対する真摯な姿勢がサイトからもうかがえました。
たこ揚げ、イカバター炒めなどをつまみに。
サクッと飲んで食べて、満足して店を後にしました。