年始めのワイン。ルイ・ラトゥール ムルソー=シャルム
元旦。年始め。
なんとなく、正月の料理とあわせるのは日本酒か、ワインだと白、という気分になります。
ちょっといいワインで景気づけすることにしました。
私は白だとムルソーが好きです。
というか、そもそも白ワインを飲むようになったのは、ムルソーを味わってからです。
ワインを飲み始めた時は、「ワインと言えば赤」という固定観念がありました。
白ワインを飲むよりも、日本酒を飲むほうが食事とも合わせやすいし、酒単体としても日本酒のほうが味わいにより奥行き、深みがあると思っており(日本酒のこともそれほど詳しくないですが)、白ワインはずっと敬遠していました。
しかし、ある時、ムルソーを初めて飲んで、「この味は日本酒では出せないな。白ワインにも色々な味わいがあるのだな。」と、それまでの考え方を覆されたのです。
それ以来、あまり先入観を持って酒を味わうのはよくないな、と反省したのでした。
酒の種類、値段の高低にかかわらず、なるべくお酒に真摯に向き合うようにしています。(と言っても酔っ払うと、そんな難しいこと言ってられなくなりますが。。。)
話がながくなりましたが、本日はめでたいのでムルソーを飲みます。
ルイ・ラトゥールのムルソー=シャルム。
ルイ・ラトゥールはブルゴーニュでも大手のネゴシアン。
開栓します。
色は特徴的な黄金色。
早速味わいます。
。。。。。
飲む前に冷蔵庫に入れたら、ちょっと冷えすぎてしまったか?
香り、味わいともムルソーに見られるパワフル感がちょっと薄れているようです。
ちょっと置いておきます。
時間をおいて飲み直したら、ムルソー特有のバターっぽい香りが復活してきました。
味わいも立ち上がってきて、リッチでまろやか。
ただ他のムルソーに比べるとちょっと味わいがおとなしめな気がします。
なんでだろうか。
まあ、おせち料理とはちょうど合わせやすいので細かいことは気にしなくていいでしょう。
年始から幸せな気分になりました。
今年も平穏で良い年になりますように。
生産者:Maison Louis Latour/メゾン・ルイ・ラトゥール
品名:Louis Latour Meursault-Charmes Premier Cru 2013/ルイ・ラトゥール・ムルソー=シャルム・プルミエ・クリュ 2013
種類:白
セパージュ:ピノ・ノワール
生産国:フランス
産地:Bourgogne/ブルゴーニュ
原産地呼称:Meursault-Charmes(AOC)/ムルソー=シャルム
アルコール度数:13.5%
価格:ー
評価:★7.5(★10~★1で評価)