いい味?の面構え。パラシオ・デル・カルメン
段々暖かくなってきて、泡ものを飲みたい気分に。
今日もカクヤスワインコインを攻めます。
パラシオ・デル・カルメン。
いかにも安スパークリング然としたラベルの面構えです。
「WHITE WINE」「BRUT」のフォントがいい味を出しています。
「Palacio del Carmen」は「カルメンの宮殿」の意。
何となくスペインぽさを出しました、という安直さが逆にGood。
造り手はスペインの安ワインで良くお目にかかるフェルナンド・カストロ。
このワインの裏ラベルを見ると、先日飲んだ謎スパークリングと同じボトル詰め業者のナンバーが。
やはり先日のスパークリングは、フェルナンド・カストロが関係しているのかもしれません。
さて、こちらのお味は。
香りは桃っぽい甘い香り。イースト香っぽいのも割と強く感じます。
味わってみると、最初はシャープで辛口な感じですが、後味は結構甘さが残ります。
食前酒として飲むにはいいでしょうが、段々飲み飽きてきます。
最近レストランでよくスパークリングワイン1杯プレゼント、みたいなのがありますが、そういうのでよく出会う味わい。
あれ、妙に甘口なものだっったり抜栓から時間が経ってガスが抜けたものであったり、結構ハズレに当たることも多く、辛口派であり元々ビール党の私としては、「これならばビールにしとけばよかった」と後悔することもよくあります。
そんなことを思い出しながら飲みましたが、このスパークリング、最初の一杯だけであれば良いかもしれません。
生産者:Bodegas Fernando Castro/ボデガス・フェルナンド・カストロ
品名:Palacio del Carmen Brut/パラシオ・デル・カルメン ブリュット
種類:泡白
セパージュ:マカベオ、アイレン
生産国:スペイン
産地:Castilla-La Mancha/カスティーリャ・ラ・マンチャ
原産地呼称:ー
アルコール度数:10.0%
価格:550円
評価:★6(★10~★1で評価)