勝沼ワイナリー巡り(その10)ワイナリー巡りの〆はホッピーで。
その9のつづき。
ワインカーヴの奥には展示スペースがあります。
ろう人形館、じゃなかった「ぶどうの国文化館」でも見かけた高野・土屋二青年の、フランスでの足取りがのっていました。
横浜 1877年(明治10年)10月10日出港
マルセイユ 1877年11月24日入港
パリ 1877年11月25日~12月28日
トロワ 1877年12月28日~1878年2月17日
サヴィーニー1879年2月~3月
マルセイユ 1879年3月23日出港
横浜 1879年5月8日帰港
二人はパリでフランス語の勉強をした後、トロワ近郊のモーグーというところで約1年ワイン造りの勉強をしたようです。モーグーというのは聞き慣れない町で、Googleマップにも載っていませんでした。
それにしても言葉も分からないなか、当時は大変な思いをしてワイン造りを学んだんでしょうね。
ぶどうの丘を後にして、駅に向かって歩きます。
丘を下るので見晴らしよく、目の前にはぶどう畑が広がりいい気分です。
勝沼ぶどう郷駅から電車に乗り、逆方向にひと駅行った塩山駅へ。
駅近くの『串蔵(くしくら)』という居酒屋に入ります。
ワイナリー巡りの〆に祝杯です。 tabelog.com
勝沼ワインのワインリストもありましたが、さすがにたらふく飲んだのでパス。ここはやっぱりビールとホッピーで。
食べログを見て適当に店を選びましたが、どんどんお客さんが入ってきて、満席になりました。かなりはやっている店のようです。
ビールでのどを潤し、ホッピーにスイッチします。
ホッピーセット400円、なか180円と価格も良心的。
飲みながら今日一日を思い出します。
やはり実際にワイナリーを訪れて話を聞きながらワインを試飲するのはいいですね。
ワイナリーもコンパクトに立地しており、歩いて回るのにちょうどよく、いい散歩になりました。
今回訪れていないワイナリーも多数あるので、また再訪したいと思いました。
なかをおかわりし、焼きそばも食べます。
トイレに立ったときに窓から山影を見て、山梨にいることを思い出しました。
2時間ほど飲んだので、そろそろ東京へと戻ります。
勝沼ワイナリー巡り おわり